行政について、
私の知りたいことは、あなたが知りたいこと。
あなたの知りたいことは、みんなが知りたいこと。
 というわけで、情報公開制度ですが、5月8日午後3時からは、「コピー機(市民情報コーナー)における一枚当たりの単価書類」と「平成9年度議会費のうち、事業別予算の細目10議会活動費に係る1件書類」の交付でした。

 交付というのは、紙にコピーして請求者に渡されるものです。一枚10円ですが、いったい原価はいくらなんでしょうか。また、こうした勘定、考え自体が普通なんでしょうか。

 そんな堂々巡りなことを調べるためにすら、2枚で、20円払って、コピーされた資料を受け取りました。それによるとどうやら、コピーメーカーに払っている金額は一枚十円以上のようですが、これには混同があります。

 それはどういうことかというと、「市民情報コーナー」では、自由なコピーサービスも行っているからです。これは街中のコンビニなんかと同じで、使用者が硬貨を投入して行われます。請求しなくとも、閲覧できる情報を自由にコピーしてもらうためでもあるしょう。

 その機械を請求があった文書にまで使われているため、「おまけして安くしています」感覚で、一枚につき十円掛かってしまいます。

 そもそも一般市民が自分の税金を払っている行政のことを知りたくて、公開請求しているわけですが、どうして有料なんでしょうか。『大東市報』などはいつも余っています。そこに載せられていない情報が欲しいだけなのに、知りたい市民だけにどんどんお金が掛かってしまいます。

 また別のことですが、、請求した文書が電子文書ならば、いいなぁとも思っています。ちょっと整理するだけで、インターネットに載せられますし、意見交換も早いですね。公開しやすい電子文書に越したことないと思っています。活字を読みながら、キーを打つのはとても邪魔臭い作業です。

 さて、議会活動費ですが、年間およそ1200万円分です。千枚とかいわれましたが、520枚、5200円で済みました。やれやれよかったと同時に、もっと資料が欲しくなりました。というのも、「復命書」とかいう書類を見たくなったからです。

 この下のことはひょっとして、行政が出しているウェッブページにも掲載されていることかも知れませんが、私自身はそのページを観たことがないので、わかりません。

 実際の公文書を見て、一番呆れたことから順に書いていきます。市会議員達の「視察」の行き場所です。市会議員達は委員会、会派(政党)別などに少なくとも、一人一回予算10万円を上限として、年に二回は視察に行ってます。実際には病気、急用などで欠席も多いんです。

北海道函館市、
青森県青森市、
東京都三鷹市、小金井市、
静岡県御殿場市、
石川県金沢市、
岐阜県中津川市、可児市、
愛知県刈谷市、
広島県尾道市、
山口県山口市、萩市、
長崎県福江市、
福岡県前原市、
鹿児島県指宿市、牧園町、
宮崎県日向市、
沖縄県石垣市、那覇市、宜野湾市、浦添市、

 ざっと上げた行き場ですが、わざわざ遠くの、ほとんど観光地だと思いませんか。中には真面目なお勉強もあったかも知れません。だったら、その成果を、報告書を、報告会を知りたいものです。というわけで、今度は「復命書」とか書いう文書を手に入れないとわからないようです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA