定例市議会 2009-09

11番 光城 敏雄 議員 (一問一答方式)

1.さまざまな看板、市民への表示について

(a) 表示方法やどの部署が統括していますか。
存在しない課、不自然、国語の間違い、文責のない看板があります。
市内のあちこちに立っている看板類(例えば、公園等にごみを捨てないように注意するものとか、放置自転車の移管、撤去に関するお知らせなど)で、文書表現がおかしいものや所管の部署が明記されていないものが見受けられる。
これらの看板を設置する際に、統一的に、掲載内容、表現方法などを統括、チェックする部門はないのか。
市の統一基準のようなものが必要と考えるがどうか。

2.情報公開制度について

(a) 運用状況について
もっと使いやすい制度にすべきです。請求者を「何人とすべきです」。
個人情報保護の観点からどのように気をつけていますか。
せめて、行政文書任意開示申出、できるようにすべきですね。
情報公開を請求できる対象者を市内在住者などに限定するのではなく、誰でも情報公開を請求できるように、対象者を「何人も請求できる」というように変更すべきであると考える。また、それができないなら、市外の人でも行政文書任意開示申出ができるようなサービスを行うべきであると考えるがどうか。
また、個人情報保護の観点から、情報公開の請求に対して庁内で照会をかける場合などに、誰からの請求であったのか、請求者の氏名を示して照会をかけることはやめていただきたいがどうか。
(再質問)
全国的に同じレベルで、先進市に合わせた情報公開の運用が必要であると考えるがどうか。

3.教育委員会について

全体として、生涯学習課やスポーツ振興課などは教育委員会事務局であって、教育委員会自体は5名で構成されていると認識している。
教育委員会の会議は月1回程度開催されていると聞いているが、活動が少なすぎるのではないかと考えている。
また、歴史・文化やスポーツに関することなどは市長部局で行うべきではないかという印象を持っている。
(a) 教育委員長と教育長の役割、違いは何ですか。
両者の権限の違いも含めて答弁を求める
(b) 教育委員の仕事はなんですか。
(c) 教育委員会はどれぐらい会議をしていますか、公表性について、ウェブページに載っていない。
教育委員会の会議の内容がまったく伝わってこない。きちんと議論がされているのかどうか分からない。
ウェブページなどで内容を公表すべきではないか。
(再質問)
教育委員の人選はどのような考え方で行っているのか

4.さまざまな決まり事について

(a) 議会が議決する条例の他、さまざまな規則、規程、要綱、要領があるが、全体を把握しているのはどの部署ですか。
(b) 規則、規程、要綱、要領の公表性について、新しくまた改正されたら、議会に知らせたり、ネットに載せるなど願いたい。
規則、規程、要綱、要領を制定、変更するときに統括的に把握、チェックをきちんと行っているのか。
また、要綱、要領とはどんなものなのか。きちんと明文化すべきではないか。
規則、規程、要綱、要領を制定、変更するときに公表しているのか、なにのどこをどのように変えたのか市民、
議会にわかるようにすべきであると思うがどうか。
(再質問)
特に、要綱についてその位置付け、役割はどんなものか

5.水道事業について

(a) 各戸の水道メーターは何年で付け替えますか。
(b) 有効期限がまだ二年残っているのに水道メーターを交換された
水道料金を一円でも安くするためにどんな努力をしていますか。
水道料金は府内では安いほうだと聞いているが、本市よりまだ安く設定している自治体もある。
メーターの取替え費用など、コスト計算をどのように行って料金設定を行っているのか

6.公園の清掃について

(a)落ち葉や伐採した枝などはどうされていますか。
運搬して、他の場所で処理処分していては、公園の土が痩せていきます。
大きな樹木の根が露出しています。土はかなり固く締まっています。
清掃処分だけでなく、整備関係の労力、費用が増していきます。
緑化や地域での生ゴミ(野菜系)の堆肥化、河川の復活有効利用できませんか。
公園の清掃によって出る枝葉などを処分するのではなく、たとえば公園の邪魔にならないところにかためておいて、堆肥化すれば、おおきな木の栄養にもなり、土の減少も防げると考える。結果、枝葉を処分する労力も省略できるし、土を補充する費用も軽減できるし、大きな木を保護する労力、費用も軽減できる。行政として考えられないか。
また、堆肥化したものを近隣の畑の肥料などに使用することも行政主導で考えられないか。
昔は公園と河川がコンクリートなどで明確に区分されていない連続一体となっていたような場所があったように思う。
現在、一方ではビオトープ事業などで人工的に池を作っているような事例があるが、公園の枝葉などを活用して河川復活の一助とするようなことを考えられないか。